魚の目(鶏眼)について|新橋駅前まつだ皮膚科|皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科

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魚の目(鶏眼)について

魚の目(鶏眼)について|新橋駅前まつだ皮膚科|皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科

2026年5月22日

魚の目(鶏眼)について

ー魚の目(鶏眼)とはー

魚の目(うおのめ)は、正式には「鶏眼(けいがん)」と呼ばれ、足の裏や指などにできる硬い皮膚のかたまりです。繰り返し同じ部分に圧力や摩擦が加わることで、角質が厚くなり、中心に芯ができるのが特徴です。この芯が皮膚の内側に向かって食い込むことで、歩いたときや押したときに強い痛みを感じるようになります。見た目は小さな円形の硬いできもののように見えますが、放置すると芯がどんどん深くなり、日常生活に支障をきたすこともあります。また、自分で削ったり切ったりすることで、感染や悪化を招くことがあります。同じように角質が厚くなる「タコ(胼胝)」やウイルス性の「イボ(尋常性疣贅)」と似ているため区別が難しいですが、タコは芯がなく痛みが少ないのに対し、魚の目は芯があるため痛みを伴う点が大きな違いです。

ーこんな悩みありませんか?ー

魚の目は気づかないうちにできていることも多く、以下のようなお悩みで受診される方が多くいらっしゃいます。

「歩くと特定の場所がチクッと痛む」

「足の裏や指に硬いできものがある」

「押すと芯があるような痛みがある」

「市販の薬やパッドを使っても繰り返す」

「削ってもまた同じ場所にできる」

「靴を履くと当たって痛い」

「歩くたびに足の裏が痛い」

「タコだと思って自分で削っていたけどなかなか治らない」

「靴を履くと足の指が痛くてつらい」

こんなお悩みありませんか?

このような症状がある場合は、魚の目の可能性があります。魚の目は、足の裏や指などに繰り返し圧力や摩擦が加わることでできる皮膚トラブルです。最初は小さな硬い部分ができる程度ですが、徐々に芯が深くなっていくことで、歩行時や靴を履いた際に痛みを感じるようになります。

ー原因はー

 

魚の目は、足の同じ部位に繰り返し圧力や摩擦がかかることによって発生します。皮膚が刺激から身を守ろうとして角質を厚くすることで、次第に硬い芯が形成されていきます。

原因となる背景には、日常生活の中のさまざまな要因が関係しています。

✓合わない靴(サイズが合っていない靴や、先の細い靴・ヒールの高い靴などは、特定の部位に強い圧力がかかりやすくなります。)

✓歩き方・姿勢のクセ(体重のかかり方に偏りがあると、同じ場所に負担が集中し、魚の目ができやすくなります。)

✓長時間の立ち仕事や歩行(足への負担が増えることで、角質が厚くなりやすくなります。)

✓足の変形(外反母趾や扁平足などがあると、特定の部位に圧がかかりやすくなります。)

同じ靴を長年履き続けたり、足に合わない靴を履き続けたりすることで、特定の部位に圧力が集中しやすくなります。足の形や歩き方のクセが根本的な原因になっていることも多いため、靴の見直しやインソールの使用が再発予防に重要です。一度できた魚の目は、原因となる圧力が続く限り繰り返しやすいため、根本的な原因への対処も重要です。

ー主な症状ー

魚の目は、見た目の変化だけでなく「痛み」が大きな特徴となる皮膚トラブルです。初期は軽い違和感程度でも、進行するにつれて症状がはっきりしてきます。まず、足の裏や指など圧力がかかりやすい部位に、円形で硬い角質の盛り上がりが現れます。触ると周囲よりも明らかに硬く、中心に芯のようなものを感じることがあります。この芯が皮膚の内側に入り込むことで、歩行時や押したときに鋭い痛みが生じます。特に歩くときに「チクッ」「ズキッ」とした痛みを感じるのが特徴で、靴を履いた際に圧がかかると痛みが強くなる傾向があります。進行すると、安静時でも違和感や軽い痛みを感じるようになり、無意識にかばって歩くことで姿勢や歩き方に影響が出ることもあります。

また、魚の目ができている部分は繰り返し刺激を受けているため、周囲の皮膚も硬くなったり、乾燥してひび割れが生じることがあります。さらに、無理に削ったり自分で処理しようとすると、出血や炎症を起こし、症状が悪化するケースもあります。

⊡主な症状

✓円形で硬い角質の盛り上がりがある

✓中心に芯(核)があり、押すと痛む

✓歩行時や圧がかかったときに鋭い痛みがある

✓靴に当たると痛みが強くなる

✓進行すると常に違和感や痛みを感じる

✓周囲の皮膚が硬くなったり乾燥する

このように魚の目は、見た目以上に日常生活へ影響を及ぼすことがあります。早めに適切な処置を行うことで、痛みの軽減と再発予防につながります。

ー検査・診断ー

魚の目の診断は、主に問診と視診によって行います。発生部位・痛みの程度・靴の種類・生活習慣などを確認します。必要に応じてダーモスコピー検査で芯の状態を詳しく観察することもあります。

見た目が似ている疾患として、

タコ(胼胝)

足底疣贅(ウイルス性のイボ

などがあります。特にイボとの鑑別が重要です。イボは感染性があり、削ることで広がったり他の部位にうつったりするため、正確な診断を受けましょう。

ー治療についてー

魚の目の治療は、硬くなった角質と芯を取り除き、痛みを軽減することが基本となります。また、再発を防ぐためには原因となる圧力を軽減することも重要です。

角質の除去(処置)

医療用のメス等を使って、厚くなった角質や芯を削り取ります。痛みはほとんどなく、処置後すぐに痛みが軽くなることが多いです。ただし、芯が残ると再発の原因になるため、適切に除去することが重要です。

外用薬(貼り薬・塗り薬)

サリチル酸などを含む薬を使用し、角質を柔らかくして徐々に取り除いていきます。削り処置と組み合わせることで効果が高まります。軽症の場合や再発予防として使用されることがあります。

液体窒素による冷凍凍結療法

イボが疑われる場合や、難治性の場合に使用されます。液体窒素で患部を凍らせて組織を壊死させます。

生活習慣の見直し

クッション材やパッドを使用して、患部にかかる圧力を分散させます。靴の見直しやインソールの使用も再発予防に有効です。足に負担の少ない靴選びや、歩き方の改善を行うことで、再発を防ぐことにつながります。

 

 

 

ー受診の目安ー

そのうち治るかな」「市販薬でも大丈夫かな」と様子を見ているうちに、痛みが強くなったり、繰り返し再発してしまうことも少なくありません。魚の目は、芯が皮膚の奥へ入り込むことで痛みが強くなるため、早めに適切な処置を行うことが大切です。

 

✓歩くたびに足の裏や指が痛い

✓何度も同じ場所に繰り返しできる

✓市販薬で改善しない

✓芯が深くなっている感じがする

✓自己処理で悪化してしまった

✓タコ・イボとの区別がつかず、どうすればよいか迷っている

✓糖尿病などの持病があり、足のケアが心配

✓患部が赤く腫れてきた、または化膿している

 

特に糖尿病のある方や血流が悪い方は、小さな傷でも悪化しやすいため、自己処理は避け、早めに医療機関へ相談することが重要です。

魚の目は、適切に処置を行うことで比較的短時間で痛みの改善が期待できる疾患です。「これくらいなら我慢できる」と放置せず、気になる症状がある場合はお気軽に皮膚科へご相談ください。

 

 

 

 

 

 

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