2026年6月06日

ーそばかす(雀卵斑)とはー

雀卵斑(じゃくらんはん)とは、一般的に「そばかす」と呼ばれている色素斑のことです。鼻や頬を中心に、小さな茶色い斑点が左右対称に現れるのが特徴で、主に幼少期から思春期頃に目立ち始めます。「雀卵斑」という名前は、雀の卵の模様に似ていることから付けられています。1つ1つは1mm~数mm程度と小さいですが、数が多いと顔全体に広がって見えたり、また顔全体がくすんでいるように見えてしまうこともあります。雀卵斑は遺伝的な体質との関係が強いとされており、ご家族にもそばかすがある方にみられやすい傾向があります。また、紫外線の影響を受けやすく、春から夏にかけて色が濃くなったり、目立ちやすくなることも特徴です。
一般的なシミ(老人性色素斑)は加齢や紫外線ダメージの蓄積によってできることが多いですが、雀卵斑は比較的若い頃からみられる点が大きな違いです。健康上大きな問題となる疾患ではありませんが、「顔全体がくすんで見える」「メイクで隠しづらい」など、美容面でのお悩みにつながることも少なくありません。
ーこんなお悩みありませんか?ー
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「小さい頃からそばかすが気になっている」
「シミとは違うのかな?」
「鼻や頬の茶色い斑点が気になる」
「紫外線を浴びるとそばかすが濃くなってしまう」
「ファンデーションで隠しているけど、根本的に改善したい」
そんなお悩みはありませんか?
雀卵斑は、幼い頃からみられることが多く、思春期頃に目立ちやすくなる傾向があります。特に鼻や頬など顔の中心に出やすいため、メイクでも隠しにくく、コンプレックスに感じる方も少なくありません。
また、「シミだと思っていた」「年齢とともに増えた気がする」「シミとそばかすの違いがよくわからない」という方も多くいらっしゃいます。見た目が似ていても原因や治療法が異なるため、一度皮膚科で正確に診断を受けることをおすすめします。
ー原因はー

雀卵斑は、主に遺伝的な体質によって起こると考えられています。メラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の働きが活発であることで、小さな色素斑として現れます。家族内で似た症状があるケースも少なくありません。そのため、「母親や兄弟にもそばかすがある」という方も多くみられます。
また、紫外線の影響によってメラニン生成がさらに促進されるため、日焼けをすると色が濃くなったり、範囲が広がったように見えることがあります。春から夏にかけて濃くなり、秋冬にやや薄く感じる場合もあります。さらに、肌への刺激や乾燥などによって、色素が目立ちやすくなることもあります。
⊡関連すると考えられている要因
・遺伝的体質
・紫外線(メラニン色素の生成を促進し、そばかすを濃くする最大の悪化因子)
・色白の肌質
・メラニン生成の活発化
このように雀卵斑は、体質に加えて紫外線などの外的要因が影響しながら目立ちやすくなる色素斑です。
ー主な症状ー
特徴
雀卵斑は、数mm程度の小さな茶色い斑点が、鼻や頬を中心に左右対称に現れるのが特徴です。色は薄茶色〜濃い茶色までさまざまで、比較的均一な色調をしています。
幼少期からみられることが多く、成長とともに少しずつ増えたり濃くなったりすることがあります。また、紫外線を浴びることで目立ちやすくなる傾向があります。
⊡雀卵斑の特徴
・小さな茶色い斑点
・鼻や頬を中心にできやすい
・左右対称に広がることが多い
・子どもの頃からみられることがある
・紫外線で濃くなりやすい
・比較的細かい斑点が多い
症状
雀卵斑そのものに、痛みやかゆみなどの症状はほとんどありません。しかし、顔の中心部にできやすいため、見た目のお悩みにつながりやすいのが特徴です。
特に、「すっぴんだと目立つ」「メイクでも隠しづらい」「肌がくすんで見える」と感じる方も多く、美容的なストレスにつながることがあります。
また、ご自身ではそばかすと思っていても、実際にはシミや肝斑など別の色素斑が混在している場合もあります。特に肝斑は高確率で合併しており、いずれの治療も並行して行う必要があります。
⊡みられる症状・お悩み
・顔の色ムラが気になる
・そばかすが濃くなった気がする
・メイクで隠しにくい
・紫外線で悪化する
・シミとの違いが分からない
・肌全体が暗く見える
ー検査・診断ー

雀卵斑の診断は、主に問診と視診によって行います。斑点の大きさ・色・分布・発症時期などを確認します。必要に応じてダーモスコピー検査を使用して、より詳しく色素の状態を確認することもあります。
見た目が似ている疾患・症状として、
・老人性色素斑(シミ)
・肝斑(かんぱん)
・炎症後色素沈着
・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
などがあります。原因によって治療法が異なるため、正確な診断のうえで治療を受けることが大切です。
ー治療についてー


雀卵斑の治療は、症状の程度やご希望に合わせて行います。完全に再発を防ぐことは難しい場合もありますが、適切な治療によって色味を薄くし、目立ちにくくすることが期待できます。
ピコスポット(レーザー治療)
雀卵斑の治療で広く行われている方法です。メラニン色素に反応するレーザーを照射し、1~2回の治療で剥がして取る方法です。
照射をしてから数日~2週間以内に黒い薄いかさぶたが取れるようにして剝がれることが多いです。レーザー照射による色素沈着や周囲の肝斑の一時的な悪化がみられることもあり、紫外線対策や外用治療併用などのアフターケアも重要です。
浅草駅前まつだ皮膚科でレーザー治療を行うことができます。
外用療法
ハイドロキノンやトラネキサム酸ローション、トレチノインなどの外用薬を使用し、メラニン色素を薄くしていく治療です。レーザー治療後の色素沈着予防として併用されることもあります。継続して使用することで徐々に改善を目指しますが、刺激感や赤みが出る場合があるため、肌状態を確認しながら使用していきます。
内服療法
ビタミンCやトラネキサム酸の内服薬などを使用し、メラニン生成を抑える補助治療を行う場合があります。外用療法やレーザー治療と組み合わせて行われることも多く、肌全体のコンディションを整える目的でも使用されます。
紫外線対策
雀卵斑は紫外線によって悪化しやすいため、日常的なUVケアが非常に重要です。日焼け止めをこまめに使用し、帽子や日傘なども活用して紫外線を防ぎましょう。また、肌への摩擦や乾燥も色素沈着を悪化させる要因になるため、刺激の少ないスキンケアや十分な保湿を心がけることが大切です。
ー受診の目安ー

以下のような場合は、皮膚科への受診をおすすめします。
✓そばかすが濃くなってきた
✓以前より範囲が広がった気がする
✓見た目が気になる
✓美容治療を検討している
✓鼻や頬の茶色い斑点が気になっている
✓シミ・そばかす・肝斑の区別がつかず、どう対処すればいいかわからない
✓ファンデーションで隠すことに限界を感じている
✓レーザーや光治療に興味があるが、自分に合った治療を相談したい
✓スキンケアだけでは改善を感じられない
雀卵斑は健康上大きな問題となることは少ないですが、見た目のお悩みにつながりやすい症状です。また、ご自身ではそばかすだと思っていても、実際には別の色素斑が混在しているケースもあります。
症状や肌質に合わせて適切な治療方法やスキンケアをご提案いたしますので、気になる場合はお気軽にご相談ください。
