にきびの定義

『毛包脂腺系を反応の場とし、面皰(コメド)を初発疹とし、紅色丘疹、膿疱、さらには囊腫、硬結の形成も見られる慢性炎症性疾患(日本皮膚科学会ガイドラインより引用)』
専門用語が多くわかりにくいですが、最も大事なのは「面皰(コメド)を初発疹とし」という部分です。
面皰(コメド)は皮脂で毛穴が詰まって毛包内に皮脂が溜まってしまった状態で、いわゆる白にきびや黒にきびのことです。

面皰の内部でにきび菌(アクネ菌)が増殖し炎症反応が起こることでいわゆる赤にきび(丘疹)や化膿して膿が溜まったにきびに発展していきます。

